特殊フッ素コーティング
フッ素樹脂コーティングの分野における当社の基本コンセプトは、従来からの素材の持つ特性を変更することなく、新たなる性質・性能に対する要求を満足させる表面改質を特徴とするフッ素樹脂コーティングを目指す事であります。 コーティング材としては、加工方法によって基材の種類・用途・選択するフッ素樹脂の種類によって異なりますが、一般的に大きく大別すると、
という四つのカテゴリーに分類されております。 それらを更に性質別に細分化すると、
という八種類の性質に分類できるのではないかと思われます。 コーティング方法としては、液状塗料によるスプレーコーティングが比較的多いのですが、材料によって、ディップコーティング、ロールコーティング及びスピーンフローコーティングにより加工されます。
厚膜コーティングには粉体塗料が主に用いられ、静電粉体コーティング及び静電浸漬法にて塗装されます。また近年では、ディップ浸漬法による真空含浸を使用してフッ素樹脂コーティングをプラスチック樹脂 (PP・PE) にほどこしております。
また、従来のフッ素樹脂 (別表による) を改質して軸受け用コーティング (フッ素モリブデン樹脂コーティング) セラミック及びガラス用コーティング (フッ素エポキシ系樹脂コーティング) 耐熱剥離性コーティング (フッ素シリコン樹脂.フッ素ボロン樹脂コーティング) 導電性コーティング (フッ素PFA樹脂.フッ素4F変性樹脂) 等の特殊なフッ素樹脂コーティング材として応用しており、優れた特徴を示す多種のフッ素変性樹脂コーティングも行っております。
当社は、コーティング皮膜を十分に機能させる為にフッ素樹脂コーティング材の持つ特徴を生かし、確かな選択と加工技術により目的にふさわしい高機能コーティングを製作提供することを目的として日夜応用研究しています。